笠勢司

笠勢司

笠勢司(本町)は、明治28年(1895)司法の行事を司っていた登記所(現・三区公会堂)があり、笠井の勢を示すことから命名されました。

笠井第七自治会。

屋台は二代目、一層大唐破風桧造り。

平成5年(19937月建造。安間工務店(森町)。

屋台正面は、龍に絡む力神、後面には獅子に絡む力神が彫られています。龍は古代よりあらゆる災いから守るとされる。森羅万象(しんらばんしょう)、雲をかき乱し、風を呼び、雷鳴雷光と共に雨を降らせ生物に恵みを与え五穀豊穣の力を宿す天の神。力神は勇ましさ、力強さを表す象徴、力の神。

正面袖(左右)欄間には龍に絡む風神、雷神が彫られています。風神は裸形で風袋をかつぎ天空を駆け風を起こし地上に恵みを与える風の神であり、雷神も裸形で鬼のような姿ををして虎のふんどしをまとい、太鼓を輪形に連ねて背負い、手にはバチを持って雷電を起こし雨を降らせ北上に恵を与える光の神であると言われています。

笠勢司は子どもが参加しやすい環境をつくり、子どもが楽しめるまつりを目指しています。

写真上/平成5年(1993)人形屋台最後の年の若連。

写真下/昭和22年(1947)花屋台とお囃子連。

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